地層を剥がす

声を失った人間の発声練習です

2023年1月の縄文活動

昨年末体調を崩し、縄文文化への興味を一時的に失っていました。体力が落ちると気力も落ちるんですね。おかげさまで最近は元気を取り戻し、縄文への情熱もよみがえっています。以下は2023年1月に行った縄文関連の活動です。

 

1月に観た展示

杉並区立郷土博物館分館「発掘された縄文時代 割れた石棒のなぞにせまる―光明院南遺跡―」

  • 高円寺の遺跡から出土した割れた石棒にフィーチャーした展示
  • 石棒は柄鏡形住居址から見つかったとのこと
  • 柄鏡形住居址は加曽利貝塚でも発見されており、そこからも石棒が出土しているらしいですよ!(同貝塚発掘調査現地説明会で得た豆知識)

 

千葉市立郷土博物館「遺物から見える地域文化の発達 縄文時代前期後葉~末葉」

  • 地域によって異なる遺物の形式を見せる展示
  • 十三菩提式土器は細工が見事で美麗
  • 土器を復元した千葉市埋蔵文化財センターの方のメモが面白かった
  • 祭祀の道具とともに発見されたちんこい土偶がキュート
    • 表面のキラキラはおそらく雲母だな
 

神奈川県立歴史博物館「縄文人の環境適応」

  • 気候変動の時代を生きた縄文人たちの生活を遺物とともに解説
  • 気候が縄文文化に与えた影響は大きい
  • 神奈川から出土した土偶の一部が中部高地の顔面把手みたいな顔立ちだった
    • 神奈川は中部高地からの交易ルートに入っていたのかも?
  • 謎の動物型土偶が味わい深かった
    • 「笑みをたたえる猫」みたいな感じでした

 

参加したイベント

「遺物から見える地域文化の発達-縄文時代前期後葉~末葉-」関連講座

千葉市埋蔵文化財調査センターが企画したイベントにオンラインで参加。研究者による土器の文様解説がメイン。めっちゃ勉強になりました。土器の楽しみ方がわかってきましたね。

 

消化した映画・本

 

1月の妄想

道祖神は石棒から発展したものではないかと妄想。日本最大の石棒は長野県で発見されています。道祖神発祥の地も同じく長野県なんですよね。何らかのつながりがあるんじゃないだろうか!

 

1月の私

「デパ地下でおいしいものを買い、公園で食べる」というレクリエーションにハマっています。写真は崎陽軒シウマイ弁当

行きつけの公園で弁当を広げると、鳩の大群が群がってきます。

誰か餌をやっているのでしょう。野生動物の餌付けはNGですよ! ところで、この公園の鳩たちは特定の音に反応するようで、レジ袋のガサッという音で一気に集まり、ビニールをピッと剥がす音で一気に散っていきます。条件反射ってすごいですね。